心乱れる喜び
funaboristaが「お花畑めざして」を始めた当初、
左の「funaboristaのアンテナ」はこの3つのブログでした。
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以前からfunaboristaは、この3つのブログに常駐するコメント芸人として活動しておりました。
しかし、とにかく文章が長くて迷惑かけてしまっていたのと、コメント芸人は基本「リアクション芸」であって自分から話題を振ることができないことから、これは自分でブログを開設しなきゃいかんと思って始めたのが、この「お花畑めざして」です。
と始めてはみたものの、「秘書課広報室」には「長文コメント卒業宣言」をしておきながら、後日またとんでもない長文コメントを投稿してしまったり、あいかわらず迷惑はかけっぱなしです。
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先日は「Afternoon Café」に、これまた長文コメントを投稿してしまいました。
「詭弁術講座」Afternoon Café
(http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-975.html#comment7696)
一つは「実は橋下は高校生に敗北していた、というお話の紹介」という他ブログの紹介で、これはそれほど長くはありません。
紹介したのは下記ブログで、とてもいい内容ですので、「お花畑めざして」読者の方も是非読んでみてください。
「高校生に全面敗北・完全屈服した橋下知事」紙屋研究所
(http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/haibokusita-hashimoto.html)
ただ、もう一つが「funaboristaの詭弁術講座」という、これがもう4000文字くらいの長文なんです。
コメント欄では、「日本人」というHNの方が、「詭弁術講座」というエントリーのコメント欄なのにもかかわらず、その対象である橋下市長にも負けない詭弁を繰り広げて、そのくせブログ主や他コメント者に対しては、根拠のない中傷を繰り返していました。
ただfunaは、「日本人」氏の主張そのものよりも、そこでの「日本人」氏の他人に対する「言い回し」がまんま自分に当てはまるのが可笑しくて、次第に読んでてこらえられなくなってしまいました。
試しに頭の中で日本人氏のコメント「いろいろな国があります」にその「言い回し」を当てはめてみたら、なんとすべてきれいに当て嵌めることが!
で、「これはお知らせしなくては」と思い、我慢しきれず長文投稿した、という経緯です。
(言い回しが全文章に対して「過不足なく」使い切れた時には、「もしかしたらこれはわざとなのか?」と思ったくらいです)
funaのコメントに対し、当の「日本人」氏は「池乃めだか」風の回答?を寄せられましたが、そこでの「オチ」については「名前はまだ無い」氏が解説してくださいました。
ああいう「ボケ」をツッコまずにスルーしてしまうのは、コメント芸人泣かせというものです。
「名前はまだ無い」氏の「思いやり」を感じました。
(ちなみにfunaは、本当はTED氏のような俳人(廃人ではない)にあこがれてるんですけど、人には向き不向きがあるようで、どうも私には無理みたいですw。)
ところで↑でも書いたように、「コメントはリアクション芸」のため、funaが大事だと思っていることについては、コメント欄では書けずじまいでした。
今回はそれについて、簡単に書いてみます。
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>国歌を歌うのが当然と考える多くの子どもたちの思想・良心を乱す行為を、子どもたちを指導する立場の教師が行って良い訳がありません。
上は「日本人」氏がコメント欄で書いた文ですが、端的に言ってこの文は「誤り」です。
それは「国歌を歌うのが当然」かどうか、という事ではありません。
「教育とは、本質的に子どもの思想・良心を乱す行為である」という意味においてです。
例えば、ここに「インテリジェント・デザインを信じる」という「思想・良心」を持った子どもがいたとします。
日本の憲法は、これが個人の内心に留まる限り、その「思想・良心」を「変更することを他者から強制されない『権利』」を保障していますが、ここで「変更することを他者から強制されない」を「乱してはならない」としてしまうと、途端に不都合が生じてしまいます。
学校では、科学に基づいて「進化論を教える」ことになっていますが、これは先の子どもにとっては「思想・良心が乱される行為」だからです。
教育とは、つまるところ「子供の心の中に入り込む」行為であり、そこでは「乱されない」よりも「乱される」ことが優先されます。
だからこそ、教育は大事なのです。
そして、教師とは、生徒たちに「心乱れる喜び」を教えなければならないのです。
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また、もっと論を進めれば、
「そもそもコミュニケーションとは、内心の自由を侵してしまうものである」
と言うこともできます。
それに関しては下記のブログが良エントリーですので読んでみてください。
「「内心の自由」ってなんなんだ?」遠方からの手紙(別館)
(http://d.hatena.ne.jp/PledgeCrew/20100422)
そして、「↑のような「内心の自由に踏み込む」コミュニケーションこそが民主主義を支える根幹である」ということについては、下記の拙エントリーをご覧ください。
「「批判≒愛ということ」めざして」お花畑めざして
(http://d.hatena.ne.jp/funaborista/20120122/1327244115)
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「えっ、ここまで来て「秘書課広報室」のあの長文コメントに触れないのはどーしてよ?」
という声が聞こえてきそうですが、それにつきましてはもう少々お待ちください。
さあ、今日は19:30からACL第6戦・アウェイ対蔚山現代戦。
現地組は「国際交流」に応援に頑張ってください。
funaは家から念を送るぞ!