解説「Prosperity Built By Abenomics」

もう3週間ほど前になりますが、ブログのトップ記事を「橋下徹のうた」から「Prosperity Built By Abenomics」(アベノミクスによる好景気)に変更しました。 この「Prosperity Built By Abenomics」(アベノミクスによる好景気)に貼ってある動画は、Monty P…

「コモディティの金融商品化が商品価格に与える影響」

前回のエントリー「日本の景気は賃金が決める・2」に、MTさんからコメントをいただきました。 そのお答えが長くなってしまったので、というのもありますが、リンク先に簡単にとべるようにというのもあり、このエントリーを回答とさせていただきます。 (私…

日本の景気は賃金が決める・2

前回は、「日本の景気は賃金が決める」という本の書評をいくつか紹介しました。 日本の景気は賃金が決める (講談社現代新書)作者: 吉本佳生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/04/18メディア: 新書この商品を含むブログ (8件) を見るところで、実はこの本…

日本の景気は賃金が決める・1

いわゆる「アベノミクス本」が、既に何冊も何十冊も出版され、書店に並んでいます。 私は、ここ数年は諸事情によりなかなか本を買うことができず(ただビンボーなだけですw/20代のころは本代に月数万円は使えていたのにort)、そのほとんどを立ち読みで済…

クイズ「どちらが書いたものでしょう?」

新しいエントリーを書いている途中なんですが、ちょっとしたクイズを思いついたので、そちらを先にUPします。 (書いている途中のモノを書き上げてUPしてしまったら、そこに答えが書いてあるのでクイズにならなくなっちゃうんですw。) ・・・・・・・・…

「リフレ」と「トリクルダウン」

最近読んで、面白かったブログ記事の紹介。 「カンタンな答 - 難しい問題には常に簡単な、しかし間違った答が存在する」より ・・・・・・・・・・ 「長期金利上昇で明らかになってきた異次元緩和のの「トリクルダウン」頼みの波及ルートについて」 (http:/…

「期待」という名のお化け

2/1のエントリー「アベノミクス」のコメント欄で、「ネットリフレ派」に対する私の感想に近いものとして「リフレ派・インタゲ論争と基礎学力」を紹介しました。 では、「リフレ理論そのもの」に対しては、・・・先日、これは結構私に近いな、というものを見…

橋下徹のうた

Big Brother / 林田健司(1994年) (作詞:林田健司 作曲:林田健司 / CHOKKAKU) http://youtube.com/watch?v=RaQpKKXbYcI しばらく「お花畑めざして」のトップエントリーとします。 歌詞→http://kashicomi.jp/kashi/76434/ 参考→「橋下徹のうた・初回」(…

自由競争は公正をスポイルする

GWに入って少しは時間ができたので、以前から気になっていた本でも買いに行こうと。 ただ、1000円の本を買うのに電車代を払うのも・・・というのは、なかなか街の本屋にひょこっとあるような本とは思えなかったからですが・・・とりあえずダメ元でたった一ヶ…

主権回復の日

今日は主権回復の日だとか。 こういう何かのイベントの前には、TV等でも番宣番組とかで盛り上がりを演出するわけで・・・ 「砂川事件:米に公判日程漏らす 最高裁長官が上告審前」 http://mainichi.jp/select/news/20130408k0000m040116000c.html ぜーんぜん…

アベノミクス

前々回と前回は「バブル」について書きました。 簡単にまとめると 「株式は、その企業が持つ実体価値に対して過剰に発行すると価格が下がる。」 「それを“株式を持ち合う”ことで価格が下がらないように詐欺工作をした成果が『バブル』、その結末が『バブル崩…

蛇足

前回のエントリーはあまりに長くなりすぎてw、解説の部分だけで終わってしまいました。 今回は、本当は解説に続けてもう少し書きたかったこと、いってみれば「蛇足」の部分を書いてみたいと思います。 その前に、誤解のないように書いておきますが、前回の…

バブルの原因

年末年始、面白いTVがまったくなくて、ついつい「池上彰の優しい経済学」なんてのをチラチラ見てしまいました。 「第10回 バブルへGO!―なぜバブルが生まれ、はじけたか? 」も見たのですが、そこで語られたバブルの原因は、「プラザ合意を受けて、公定歩…

今日の一言

昨年暮れに勤め先を変えました。 今度の会社には「今日の一言」っていうのがあって、朝礼時に従業員が回り持ちでなんかしゃべんなきゃなんないんですが、内容は本当に何でもよくて、クリスマス前には「鞄にはまだ若干の余裕が〜」とか笑点ネタかました人もい…

去年の今頃

去年の今頃、いったい何してたっけ? そうだ。30日にガス湯沸かし器が壊れて、お風呂にも入れない、お湯も出ないで、不便な年末だったんだ。 お風呂のガス湯沸かしのパネルに「そういう時はここへTEL」っていうシールが貼ってあって、でも年末年始だから1…

持ちつ持たれつ

・・・・・・・・・・ 「普天間移設「心残りだ」森本防衛相」 msn産経ニュース 2012.12.25 森本敏防衛相は25日午前の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に関し「考えたようにならず心残りだ」と述べ、任期中に…

ターニングポイント

・・・・・・・・・・ 星野智幸 Tomoyuki Hoshino‏ @hoshinot 今度の選挙はターニングポイントだと人はいう。それはそうだと思う。民主主義が放棄される瞬間、という意味でも。でも、社会が急に変わったのではない。変化は20年にもわたって始まり、続いてき…

投票時にいつもやっていること

funaboristaには、投票するときにいつもやっていることがあります。 それは「書いてあるすべての候補者の所属政党・氏名を(心の中で)読みあげること」です。 何時だったかは覚えていないのですが、たしか最初は投票者を間違えていないかどうかの確認だった…

おはようございます

約2ヶ月ブログをサボってしまいました。 というのも、半年くらい前に、職場(配送業的夜間肉体労働)内で配置換えがありまして、それ以降あまりの過酷な労働に、仕事以外の時間をほとんど全て睡眠時間に充てるようになってしまったんです。 実際はそれでも睡…

西葛西ディワリフェスタ(こんどの土曜日です!)

船堀(funaboristaの住む町)のおとなり、西葛西は一部で「インド人の多く住む町」として知られています、というか、船堀にも結構多く住んでるんですけどね。 どのくらいかというと、おおよそ2000人。 これは現在日本のインド国籍の外国人登録者約2万2000人…

補助金を受けているからこそ

先日、妻と一緒にNODA・MAPの「エッグ」を見に行った。 野田秀樹には「ハズレ」がないので安心して見に行ける。 野田は2009年に東京芸術劇場の初代芸術監督に就任し、東京芸術劇場は野田の意向もあり一年以上かけて改修、そのリニューアル公演とのことだった…

永遠の途上国

ごめんなさい。 書きたいことはいっぱいあるんですけれど、体力・気力がまだ回復しません。 今回も、過去の他ブログへの投稿コメントの再録での更新とさせていただきます。 (一部加筆修正あり) ・・・・・・・・・・ 永遠の途上国 更に安い労働力を求め、…

最高はみんなの心の中に

「最低でも県外、最高はみんなの心の中に」 あなたは、どんな「最高」なことだって思うことができる。 テレビに出ているエライ人なんかには考えつかないくらいの「最高」を想像しよう。 伝える相手を思い浮かべながら想像しよう。 隣にいる人、近くにいる人…

GIANT KILLING #260

本日発売の週刊モーニングno39(2012.09.06)号の「GIANT KILLING」第260話、 「お花畑めざして」を読んでいらっしゃる方、ぜひとも(ちらっとでも)読んでみてください。「面会」の次の日にこれが出たのって、もちろん偶然ではあるのですが、 それでも私は”…

だって「連帯」があるから

「共闘」と「連帯」の続きです。 ・・・で、しょっぱなから訂正です。 8/17記事の下記文章、 >もう一つは、「共闘」を呼びかける人・団体の中に、口では「みんなちがって、みんないい」と言っておきながら、実際には共闘の障害になる(と呼びかける側の人間…

すき家 Day

本日8/18(土)、わがFC東京はホーム味の素スタジアムでvs大宮アルディージャ戦、『すき家 Day』というスポンサーイベントが開催されました。 試合終了後、funaboristaは社長に会って、株式会社ゼンショーとのスポンサー契約に関して、自分の考えを書いたお…

「共闘」と「連帯」

しばらく、お盆休みをいただいておりました。 ・・・って訳じゃなくて、単に暑さにやられてしまって、ブログを書く体力が残ってなかっただけです。 書きたいことはいっぱいあったのですが、最近時が経つのが早すぎて、世の中や身近な話題についていけていま…

長崎の旅

先日、夏休みを取って旅行に行ってきた。 私たち夫婦の旅は「町を歩く」のが恒例行事。 そこがどんな町なのか、実際歩いて感じてみたいから。 去年は富山。高岡の朝市、そして氷見漁港。 今年は長崎。唐人屋敷からグラバー園のあたりを歩くことにした。 唐人…

「共同体の他者」という風景

「車内での携帯電話のご使用は」コメント欄で月ノヒカリさんとの話が面白くなりそうだったので、続きをエントリーとしてみました。 ・・・・・・・・・・ >中島義道の著書(の一部)は、実はひきこもりのバイブル的存在 なるほど。 でも、それと「極端な人…

成長する力を育てる教室

九州旅行から先日帰ってまいりました。 帰ってきた日の夜に何気なくテレビを見ていたら、NHKで「プロフェッショナル・仕事の流儀」っていうのをやっていて、菊池省三さん、この人は小学校の先生なんだけど、いろいろと型破りな授業をするってことで取り上げ…